※2020/5/12更新
これまで禁煙(断煙)してきて強く思うのが、
「禁煙は無理して続けない、吸いたくなったら吸いましょう。」
ということです。
無理に辞めようとするのはやはりストレスです。軽い気持ちで禁煙し、成功したらラッキーぐらいに思っておけばいいんです。
なぜなら、“自力での禁煙の成功率は数パーセント(諸説あり)”とも言われており、失敗したからといって卑下する必要もないですし、またチャレンジすればいいだけだからです。
今回は、10ヶ月目という節目も兼ねて「禁煙開始10ヶ月目の心と体の変化」をお送りしていきます!
【本記事のポイント解説】
- 10ヶ月経ってもニコチン脳は健在
- 気張らずに無理をしない程度に禁煙する
- 暴飲暴食にならないために自己管理
ニコチン脳は永遠ナリぴょん!
ゆるく決めとく方がかえって辞めるのは簡単かもしれないにゃん!
禁煙開始10ヶ月目の心の変化
禁煙は、最初がとにかくキツく、3ヶ月も半年も変わらないというのが持論です。
経験したからこそわかりますが、禁煙期間が長かろうが短かろうが、タバコを吸いたいという気持ちは現れますし、10ヶ月目の今でさえ、「あ〜タバコ吸いたい」と思うことが時折あります。
まやかしリラックス効果だとしても、「ふぅ〜」っと一息つける“あの感覚”はなんとも言えないですからね。
ただ、前述の通り、禁煙は“無理して続ける必要はないのではないか”というのが持論です。
そのあたりの理由とともに、10ヶ月目の心の変化を述べていきます。
禁煙を継続するには徐々により一気に辞めるのが正解
イギリスのプライマリケアクリニックによると、タバコ中毒者697人に対する調査では、(計画性を持って)徐々に辞めるより、一気に辞める方がその後の継続率が高くなるとの結果でした。
また調査では、4週間、6ヶ月と行われ、いずれも一気にやめた方がその後の禁煙継続率は高まるという結果でした。
禁煙開始から4週間
- 徐々に禁煙:39.2%
- 一気に禁煙:49.0%
禁煙開始から6ヶ月
- 徐々に禁煙:15.5%
- 一気に禁煙:22.0%
この調査で読み取れるように、時間をかけるよりはスパッと辞めた方が継続しやすいと言えます。
ゆるく始めることでゆるく続けられる
万人に共通するかは不明ですが、個人的には「よし、辞めるぞ!」と意気込むのが続かない理由の一つになっているような気がしてなりません。
どういうことかというと、計画性を持って禁煙を始めるより、“なんとなく”とか“ゆるく”「ちょっと禁煙してみよっかなー。」ぐらいでいいという意味です。
スパッとタバコを辞めるには、大抵の場合、長年の喫煙習慣を断つべく、“意気込み”が必要で、禁煙中は禁煙中でイライラにも耐えなければなりませんし、常に緊張状態です。
その緊張の糸が切れれば、言わずもがな“禁煙失敗”となります。
細かく計画性を持つことはもちろん素晴らしいですが、人によってはそれがかえってプレッシャーとなり、“失敗できない”というプレッシャーを過度に与えかねません。
著者自身がそうだったように、禁煙には計画性を持つ必要がないこと、つまり“ノリ”で始めた方が継続しやすいということが経験上言えそうです。
意気込まないことで余裕が生まれる
禁煙初期、禁煙中期、禁煙後期で心境がだいぶ変化して来ました。
これも、意気込まなかったからこその賜物だと思っています。
というのも、それぞれのフェーズごとにしっかりと体感できたからです。
明確な基準はないと思いますが、それぞれを下記のように定義してみます。
禁煙期間の内訳
- 禁煙初期:禁煙スタートから1ヶ月未満
- 禁煙中期:禁煙1ヶ月から禁煙3ヶ月未満
- 禁煙後期:禁煙3ヶ月〜
3ヶ月から後期と言ってしまっていいのか、ほんの少し違和感を感じつつも、3ヶ月以降は体調の変化がほとんど感じられなかったため、3ヶ月〜を後期としました。
おそらく、計画性を持って辞めようとする人は、予定通りいかなかったり、ロジカルに考えすぎるあまり、失敗したらどうしようとか、断言した手前恥ずかしいとか、様々な理由でプレッシャーになっているのではないでしょうか。
心境もゆるく変化していく
期間ごとの状態
- 禁煙初期:イライラがあり、副流煙でさえも吸いたい状態
- 禁煙中期:まわりの匂いが気になる(不快)状態
- 禁煙後期:タバコを吸わないことが当たり前の状態
自身の体験談で言えば、禁煙当初と今では喫煙に関する考えもだいぶ変化しました。
これに関しても、計画性がなかったからこそ余裕を持って体感できたように感じます。
禁煙当初はただただ吸いたいという欲求、そして中期には匂いが気になりだし(敏感になる)、後期にはタバコの存在が必要なくなります。
一時は(禁煙していることもあり)、“アンチ喫煙一派”になったりもしました。
10ヶ月目ともなると、一回りして、“喫煙者と非喫煙者が共存できる道はないのか”など、答えのない課題を考えたりします。
1ヶ月と持たない人は気合いを入れすぎな気がするぴょん!
今日耐えたらご褒美にこれやろうとか“自分ルール”みたいなのがあれば難なくすんなり辞められるはずにゃん!
禁煙スタート10ヶ月目の体の変化
俗にいう、禁煙すると太りやすい説ですが、これは完全に人によります!
私は好きなものを食べ、たまに運動をしている(週末か隔週サーファー)程度ですが、禁煙してから一切体重は変わっていません。
禁煙時の苛立ちを抑えるものが運動であれば、少し食べる量が増えたぐらいでは、太るはずありません。
しかし、 食べることのみを喫煙の代わりにしようとすれば太るのは明白です。
定説になっているようなものも、万人に適用できるわけではないので、禁煙がうまくいかない方は、いろんな方法を試してくださいね。
というわけで、今回は、『体の変化』と題しましたが、『体の無変化』です。
自己管理すれば体重は増えない
ダイエットでも全く同じことが言える『太る原因』。それは、“自己管理できていないから”の一言に尽きます。
持って生まれた体質ももちろんあるとは思いますが、太るのは、一日の摂取カロリーがオーバーしているだけです。
ぶっちゃけダイエットが必要な人は食べる量(や栄養)をコントロールすれば、それだけで相当痩せるはずです。
加えて、摂取したカロリーをエネルギーとして燃焼させるために運動をし、さらに代謝を良くして効率よく痩せるように工夫すればさらに痩せます。
これと同じで、喫煙時に太ることを懸念してる人は、自己管理すればいいだけの話なんです。
禁煙も油断するとリバウンド(失敗)するのはダイエットと同じぴょん!
これが難しいと思う人はパーソナルトレーナー付きのジムとか、半強制的に別のやることをするといいにゃ!
運動する時間が取れない社会人におすすめの青汁
とはいえ、運動不足の社会人。
定期的にジムに通うなり、仕事終わりに運動するなり、通勤を自転車や徒歩にするなり、肥満にならないよう自己管理する以外ありません。
加えて喫煙者はビタミン不足。
禁煙による暴飲暴食・生活の乱れを補う手っ取り早い方法として、青汁が地味におすすめです。
ダイエット効果も期待できる大麦若葉、ケール、明日葉を配合していたり、飲みやすさ重視のものや、植物発酵エキス、多穀麹由来の生酵素を配合など、それぞれの使用用途に分ける必要はあります。
青汁は、市販品も多く、とにかく種類が豊富です。
健康管理のために飲んでみたいけど、どの青汁がいいのかわからないという方は、実際のユーザーのレビューが詰まったランキングを、ぜひご活用ください。
その方がずっと失敗も少ないですし、食物繊維、ビタミンB群、ビタミンC、カリウム、カルシウム、βカロテンなどの豊富な栄養素を含む青汁は、健康管理もできるので、喫煙者・非喫煙者ともにおすすめです。
ランキングを活用すれば メリット豊富! |
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手軽さ | ★★★★★ (5.0) |
品質(安心度) | ★★★★☆ (4.0) |
価格(コスパ) | ★★★★★ (5.0) |
あとがき
10ヶ月目にして久しぶりに記事にしたのは自戒も込めてです。
今更だけどタバコ吸いたすぎる
— つっちー。 (@EN__project) 2018年5月15日
どうしようもなく吸いたくなったら吸うけどもニコチン未だに脳内に健在の様子
言っているだけで我慢するのは余裕なんですが、今でもたまに吸いたくなります。
ただ私が今まで禁煙を継続できたのは、紛れもなく無計画にスタートしたからです。
ゆる〜くはじめて禁煙と意気込まずに、とりあえず断煙してみませんか?